イスラム教は米国で3番目に大きい宗教であり、ヨーロッパでも人口の5%がイスラム教徒です。あなたの職場にもイスラム教徒の同僚がいるかも知れません。
ならば、イスラム教で最も重要な伝統であるラマダンについて知っておくことは重要でしょう。
ラマダンの意味
ラマダンはイスラム教の5つの柱の内の1つです(創設の原則)。ラマダンの期間中は、病気の女性や妊娠中の女性を除くすべてのイスラム教徒が、夜明けから日没まで、飲食や喫煙、性的行為を禁じられています。
瞑想の期間となるこの1ヶ月、イスラム教徒には祈りを捧げる義務、そして自分たちの信仰について熟考し、忍耐や優しさ、思いやりや謙虚さなど、人間としての資質を育む方法について考える義務があるのです。
ラマダンが仕事に与える影響
ご想像のとおり、断食は仕事に多少の影響を与える可能性があります。例えば、あなたのイスラム教徒の同僚は、特にラマダン初期には普段より疲れていたり、集中力がなかったり、イライラしやすくなったり、ストレスを感じているかもしれません。ラマダンの時期だと知っていると、そんな同僚の変化を理解しやすくなるのではないでしょうか。
ラマダン期間中のイスラム教徒の同僚に、こんな風にお祝いの言葉をかけてみてはいかがでしょうか?
最初の数日間は“Ramadan Karim”「ラマダンカリン」、最後の週には“Aïd Moubarak Saïd”「アイドムバラクサイデュ」と伝えてみて下さい。
きっとあなたの同僚は、驚くとともにとても喜んでくれるでしょう。
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(This blog article was written by JCO intern Benjamin Depasse)